全国的に求人数がゆるやかに増加しており、名古屋の求人も同様に増加しています。名古屋では好調である自動車産業の他、IT業界の採用も年々増えているようです。特にIT業界の技術職は、人手不足とも言える状況が続いているため、新卒からベテラン中途社員まで幅広い年齢での採用があります。
また、中途社員であっても過去の経験の有無によらずに募集がある傾向にあり、異業種からの転職もしやすいとされています。ITエンジニアやデザイナーなど、技術職の給与は比較的高めの設定が多いため、収入アップが期待できるということで注目されています。
ただし、一口にITエンジニアと言っても、その仕事内容はいくつかあります。上流工程」と呼ばれる設計やマネジメントに携わるものや、現場で実際にシステム開発を行うもの、システムの保守・運用を行うようなものなどです。
そのため漠然と「IT業界へ転職」と考えるよりも、転職の際には業種だけでなく仕事内容まで検討する必要があります。例えばアプリ開発や、ゲーム開発などへの転職を目指すなら、開発に関係するObjective-CやJavaなどといった言語を就職する前に勉強しておくのもおすすめです。スマホやオンラインゲームなど、いまやゲーム業界が大変人材確保に力を入れています。そのためにもゲーム案件の必須スキルをしっかり学び、自分のアピール材料を増やしましょう。
最近は名古屋の企業で、東京や大阪などで就職した人のUIターン採用を積極的に行っている傾向もあるため、今は別の都市で働いていて、今後地元に戻って働きたいという気持ちがある人には好機と言えるかもしれません。